コーヒーのあれやこれ ~歴史編~

食べもの

どうもぽん団長です。みなさん珈琲は好きですか?私は珈琲が好きでよくカフェをめぐっています。

日常で摂取する水分も大体珈琲。もはやカフェイン中毒なんじゃないかと思う今日この頃です。

最近カフェでふと思うことがありました。

珈琲って種類多すぎんか!?なんやねんフレーバーって。オシャレか!オシャレなのかっ!?恐れ多いわ普通のブレンドにしとこう…。

結局その日注文したのはオリジナルブレンド。心なしか珈琲の苦みが強く感じられました…。

そこでこう思い立ったんです。

珈琲の種類をざっくり覚えてもう注文の時に困らないようにしよう。

そして楽しいカフェ人生を謳歌するんや!

というわけで数回に分けて珈琲について記事を書いていきます。もう誰も珈琲で困らないように。みんなでカフェタイムを楽しむために。

今回は珈琲の歴史についてまとめていきます。

珈琲の歴史

珈琲の歴史エピソードはたくさんありますが、ここでは有名な2つを紹介します。

シーク・オマールの伝説 [イエメン・オウサブ]

イスラム教の聖職者シーク・オマールは疫病が流行っていたモカの町で、祈祷を捧げ多くの人の病気を癒していました。ある時、モカ王の娘が病気にかかり、オマールが祈祷を捧げたところ病気は治りましたが、美しい娘に恋をしたオマールはオウサブという山中に追放されてしまったのです。
洞窟で暮らし、食べ物も満足になかったオマールはある日、美しい羽根を持った小鳥が木に止まり、陽気にさえずるのを見ました。そして、手を伸ばした木の枝先には赤い実がついていました。空腹だったオマールが、その実を口にしたところ、たいそう美味でした。彼はたくさんの実を洞窟へ持ち帰り、スープをつくりました。
それを飲むとたちまち爽快な気分になりました。その後、オマールの見つけたこの不思議な飲み物の噂は町へ伝わり、オマールは町へ戻ることを許されました。

・カルディの伝説 [エチオピア・アビシニア高原

アラビア人のカルディという山羊飼いはエチオピアの草原で放牧生活をしていました。ある日、自分の山羊が楽しそうに飛んだり跳ねたりしている事に気づきます。そこで調べてみると、あたりに茂っている木になった真っ赤な実を食べていることがわかりました。そこで自分も食べてみると、とても爽快な気分になります。カルディは山羊と一緒に毎日この赤い実を食べ、元気に楽しく働いていました。あるとき、通りかかったイスラム教の僧侶がカルディたちの様子を見て赤い実の不思議な力にびっくりし、これを僧院に持ち帰り、仲間の僧侶たちにも食べさせたところ、甘ずっぱいおいしさに加えて眠気がとれ爽やかな気分に。それ以来魔法の豆として、密かに愛用されるようになったということです。

コーヒーの生い立ちを伝える話は、このほかにも沢山ありますが、どうやら最初はイスラム教の僧侶の眠気ざましの妙薬として広まったようです。また、今からおよそ1千年ほど前、アラビアの都バグダットの王立病院長だったラーゼスという人は、「古来、エチオピアに原生していた灌木、バンの種実(豆)を砕いて煎出した汁液バンカムは、一種の薬として胃に良い」と書き残しています。バンはコーヒーの豆のことですが、当時は薬として珍重されていたようです。

調理過程の遷移

コーヒーは、初めは実をつぶして脂をまぜ、団子にして食用にしていましたが、その後、実と葉を一緒に煮て煮汁を飲むようになり、ついで、実の皮と種子を天日で乾かして使うようになりました。種子を煎って粉にして使うようになったのは13世紀頃からです。

世界最初のコーヒー店の誕生 ~カイロ、そしてトルコ・コンスタンチノープル~

アラビアを起源にイスラム教全土へと広まったコーヒーは、1510年頃、カイロに世界初のコーヒー店を出現させ、1554年には、トルコの首都コンスタンチノープルに「カヴェー・カネス」という著名なコーヒー店を誕生させています。この当時、トルコでは、コーヒー豆を煎り、それを石臼で挽いて煮出して飲む方法が広く親しまれていました。

コメント

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